日本で培われた魚食文化は、私たちの暮らしの中にとけ込んでいます。おめでたい時は鯛やまぐろを食し、お正月のおせち料理にも小魚を煮付けた田作りや昆布巻きが入ります。日本のお箸の先が細いのも、魚が食べやすいようにといわれています。お魚の料理も、生はもちろん、煮たり焼いたり、干したり、蒸したり、漬け込んだりと風味食感が豊か。世界に誇れる魚食文化は、この先も継承し、さらに発展させたいものです。

魚をよく知る魚屋がはじめた飲食店だから、いずれのお店でも魚料理はひと味違います。例えば、同じ魚でも時期によって、よりおいしくいただくための調理法があり、春夏秋冬、旬の魚の扱いも変わります。
そして、新鮮な魚をどのように調理すればもっともおいしくなるのか。どのようにして食べるとおいしいと感じるのか。調理から食べ方までおいしい魚の追求に余念はありません。
私たちは、お店を通じて、魚料理を文化として皆様にご提供したいと考えているのです。

大起水産グループが自信をもっているのが、魚の鮮度です。鮮度抜群の魚を皆様にお届けするため、鳥取県境港をはじめとする、全国の名だたる漁港で水揚げされた魚を妥協することなく選び抜き、提供しています。また、日本だけでなく、海外の産地も独自の仕入れルートを開拓。日本全国から海外まで海でつながる魚屋として、魚食文化をさらに高めるために活動しています。

魚がおいしいお店を増やせば、それだけ魚食文化を伝えることにもなります。
地域のみなさまにとっての「魚がおいしい店」であり続けることが私たちの目指すところです。
そして何より、私たちが最も重視するのは、皆様の健康と喜び。おいしい魚料理を通じて、皆様の健康と日々の食卓を豊かにすること。それが私たちの使命であり、そのために魚食文化の普及と、皆様の食卓にもっともっと魚を増やしたいと願っています。

大起水産グループが掲げるテーマ「食卓豊漁」は、皆さまの食卓が新鮮でおいしい魚で溢れることを意味します。おいしいだけではなく、季節感や地域性を感じることができる魚料理を通じて魚食文化の豊かさを感じていただければ、これ以上嬉しいことはありません。
これからも大起水産グループは、皆様の期待を超えるおいしさと鮮度の追求に全力を注ぎ、新たな魚の魅力を発見し、皆様にお届けしてまいります。